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アライグマ捕獲顛末記

1977年放映のアニメ「あらいぐまラスカル」をきっかけとして、日本でアライグマが北米から輸入され、ペットとして多くのアライグマが飼育されるようになりました。しかし、成獣となり飼いきれずに手放したり、飼育檻から逃亡するケースが続出。また繁殖力が旺盛で日本には天敵がいないため、日本各地でアライグマによる被害(農作物の食害、家屋への侵入等)が深刻化しています。そして野生化したアライグマが吹田市でも目撃されています。

昨年(2019年)夏からアライグマ親子が我が家(佐竹台6丁目)の1階天井裏に住みつき、天井裏を走りまわり大変でした。アライグマの親は柿の木を登って1階屋根瓦のスキマにできた侵入口から出入りしていていたようです。子育てが終わった昨年秋頃アライグマ親子が退去しましたので、昨年11月に1階屋根瓦の侵入口を塞ぎました。その後は我が家の1階天井裏も元通りに静かになりました。

今年(2020年)の10月、たまたま1階屋根を見たところ、1階屋根瓦侵入口の周辺数か所にアライグマの糞を発見。吹田市から捕獲器を借りて柿の木の根本付近に設置し、数日後にアライグマを捕獲できました。捕獲した旨を吹田市に連絡しましたら、吹田市から連絡を受けた業者がアライグマを引き取りに来ました(吹田市から捕獲器を借りた場合、アライグマ引き取り費用は吹田市負担)。その業者によれば、捕獲したアライグマは3~4才くらいの雌で、昨年1階天井裏で子育てをしていた母アライグマかもしれませんとのこと。

アライグマ捕獲器は吹田市環境政策室(市役所高層棟2階・232番窓口)に行けば1ケ月無料で借用可能です。餌はキャットフードが一番ですが、近所の飼い猫がよくかかる場合がありますので、その時はキャットフードの代わりにお菓子のマシュマロもOK。(2020年)10月28日に捕獲できたアライグマの餌はマシュマロでした。

実はアライグマが捕獲される1週間ほど前、タヌキが捕獲器にかかりました。タヌキ、イタチ、猫が捕獲器にかかった場合はその場でリリースするよう吹田市から指示されていますので、このタヌキは放免となりました。

佐竹台6丁目にて10月28日に捕獲されたアライグマ
捕獲器外観(高さ40cm、幅80cm、奥行き30cm)
10月22日に捕獲器にかかり、その後放免されたタヌキ